型紙は貼り合わせます
貼り合わせ位置に書かれた同じ表示どうしを、貼り合わせます。
スティックのりやテープのりを利用するのがおすすめです。
生地には縦と横があります
生地を縦に置いたときに、両側にある織り方の違う部分(2~3cm程度)を「耳」といいます。
生地の伸び方
縦地=ほとんど伸びない
横地=やや伸びる
バイアス(斜め45度)= よく伸びる
裁断の仕方
裁断するときは、生地を縦に二つ折りにします。
このとき、生地の折り山の部分を「わ」といいます。
洋裁では、この状態で裁断することを「わで取る」といいます。
型紙が十分における幅で生地を折り、生地の「わ」に型紙の「わ」を合わせて置きます。
このとき、型紙の矢印が生地の縦地と並行になるように置いてください。
次に指定の縫い代をつけて線を引きます。
方眼定規を持っているとスムーズです。
型紙の端から指定の縫い代分外側に、線を引きます。
※方眼定規は全体にメモリが入っているので、便利です。
※画像ではわかりやすくするために、太いベンを使いましたが、実際は細いチャコペンなどを使ってください。
カーブ部分の縫い代の付け方は動画でご覧ください。
★型紙の切り替え線を利用する場合
切り替え線を利用すれば、簡単に切り替えが楽しめます。型紙を切り替え線で切り離し、それぞれに1cmの縫い代をつけます。 切り替えなしで再び製作する場合は、マスキングテープなどでつなげて使いましょう。
縫い代線の通りに生地を裁断します。
型紙と生地がずれないように、文鎮を置くとよいでしょう。
※文鎮を持っていない場合は、缶詰など、ある程度重さのあるもので代用できます。
印つけ
型紙にある合印をすべて生地に写します。
プルミエドレスの場合、「前中心のスラッシュあき」、「後ろ中心」、「すその前後中心の4か所にそれぞれ印をつけます。
スラッシュあきの印がつけずらいと感じたら、型紙のスラッシュあき部分を切り抜き、わに合わせて置いて、輪郭をなぞります。これで半分、印がつきました。
生地を開き、型紙を反転させて置き直し、もう一方の側にも印をつけます。
これで縫う前の準備はおしまいです